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なち日記

アルマダインベンシブレのチラ裏。

天文部員によるヘタリア的12星座講座(夏編)

 こんにちは、天文部のなちです。

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前回に引き続き、ヘタリア的星座解説を行っていきます(*⌒▽⌒*)!

※記事中の星景写真は特に断りのない限り私が撮影したものなので、無断転載はご遠慮ください。

nachinikki.hatenablog.com

 目次

 いて座(アーサー)

星座解説

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 いて座は夏の代表的な星座の一つで、紀元前1700年頃のバビロニア時代からすでにその原型がありました。

ギリシャ神話によると、これは半人半馬の怪人ケイローンの姿だといわれています。

ケイローンはアポロン神とアルテミス神に音楽・医学・予言・狩りなどの才能を与えられて、英雄ヘラクレスや名医アスクレーピオスらに武術や学問を伝授したそうです。

一般に野蛮で粗暴なケンタウロス族の中で、ケイローンは例外的な存在であり、知恵の象徴でもあります。

知的なアーサーみを感じますね( ˘ω˘ )

 

星座の位置的に、丁度さそりの心臓アンタレス(後述します)に対して常に弓を引いている位置にあります。

 

夏の南の低めの空にしか見えないので、なかなか見る機会の少ない星座かもしれません。

 

タロット解説

 いて座はタロットでは節制のカードに対応しています。

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彼女は試練を司り、キリストに直接使える大天使ミカエルです。

全ての人の心の中の天使の一面であり、彼女は窮地から不死鳥の様に舞い立ち、すぐにまた試練に向かう女性だと言われています。

ブ、ブリ天…( ˘ω˘ )

 

このカードは正位置では"安定、調整"、逆位置(逆さまの配置)では"過激で、不適当な行動"を意味します。

 パブってGOするのかなって感じですね。

 

その他

 いて座は、天の川の中で一番明るく、幅の広いところに位置しています。これは、私たちから見ていて座方向の約二万八千光年の彼方に、銀河系の中心があってたくさんの星々、星雲、星団が広がっているからだそうです。

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蠍と射手と天の川

 

さそり座(イヴァン)

星座解説

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さそり座は紀元3000年頃のシュメール時代から存在する古い星座です。

サソリはしっぽの針に猛毒を持つものもいるため、古代から恐れられてきました。

ギリシャ神話によると、大地の女神ガイアの命によって、オリオンを刺し殺したサソリの姿だと言われています。

オリオンは空でもこのサソリを恐れて逃げ回っているため、さそり座とオリオン座はほぼ正反対の位置にあります(なのでまず同時に見えることはありません)。

なんかすごくイヴァンっぽいと思います。おそろしあ(*⌒▽⌒*)

 

またさそり座も夏の南天のかなり下の方に見えるため、ビルなどのない場所でしか見にくい星座ですが、アンタレスやその他の星も明るくみつけやすく、大きなさそりの姿が空に浮かぶ姿は圧巻なので、是非一度は肉眼で見ていただきたい星座の一つです(*⌒▽⌒*)!

 

タロット解説

 さそり座はタロットでは死神のカードに対応しています。

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これはエジプトの神カオスで、あらゆる魂を刈り取る死神です。

一見おどろおどろしく、このカードが出てきたらとにかく悪いことが起こりそうな気もしますが、実はそんなに悪いカードではありません。

このカードの右奥に、朝日が昇っているのが見えるでしょうか。

実はこのカードは、さそり座が死と再生を司るように、死とそこからの新しい誕生や再生のイメージを持つカードでもあるのです。

 

このカードは正位置では"望ましい変化、新しい始まり、情緒の成長・変化"、逆位置(逆さまの配置)では"不活発"を意味します。

 

その他

・アンタレス

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サソリの心臓で輝く一等星アンタレスは真っ赤に輝く星で、古くから注目されてきました。

中国では「大火(たいか)」、日本でも「赤星(あかぼし)」「酒酔い星」などと呼ばれてきました。

アンタレスは、オリオン座のベテルギウスと並んで最も赤い一等星の一つです。

 

アンタレスという名は、アンチ・アーレス(火星に対抗するもの)という言葉に由来しています。

というのも火星の軌道上、常に夏にアンタレスに火星が接近し、このとき火星はアンタレスの近くで明るく輝きます。この様子がまるで競争しているかのように見えるからなのでしょう。

 

アンタレスは直径が太陽の約700倍もある赤色超巨星です。アンタレスは一生の終わりに近づいているため、とても不安定で周りにガスや塵をまき散らしています。

やがて超新星爆発を起こし、吹き飛んでしまう運命にあり、その時の爆発の影響は地球にも及ぶと考えられています。

 

てんびん座(ギルベルト)

星座解説

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 古代ギリシア人ははじめ、てんびん座の一部分をさそり座の爪に見立てており、てんびん座として独立したのは紀元一世紀頃と言われています。

 

ギリシャ神話によればこの天秤は、正義の女神アストレアの姿だと言われています。

人が亡くなるとアストレアは、その人の心臓をこの天秤にかけてはかり、善人は天国へ、悪人は地獄へ送ったそうです。

女神とか正義とかすごくぷーちゃんぽいというかマリアっぽいですね( ˘ω˘ )!

 

てんびん座はあまり明るい星をもたず見つけにくい星座なので、おとめ座のスピカとさそり座のアンタレスの、ほぼ中心付近を探して見つけるのがおすすめです。

あと星座本によって星座線の引き方にバラツキの多い星座でもあるので、いくつか見てみてお気に入りの星座線をみつけましょう(笑)

 

タロット解説

てんびん座はタロットでは正義のカードに対応しています。

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彼女にはたくさんのイメージがあります。

自立した強い女性:男であろうと女であろうと、正しく付き合う。

・カルマの法:あらゆる行いに対し正当な報いを与える。

・インドの破壊神カーリー:力強い勝利の女神

彼女は、名誉ある行動をとることができる人々の心の一面です。

 

すごく…ギルみがあります……( ˘ω˘ )

 

このカードは正位置では"行動、バランス。正しい決断。受けるにふさわしいものを受け取ること。"、逆位置(逆さまの配置)では"不公平。アンバランス。"を意味します。

 

その他

・全天唯一の緑色の星??

てんびん座β星(てんびん座の中で二番目に明るい星)は、2.6等級の星で、多くの観測者によって古来からこの星は、「緑がかった」「エメラルド色」などと表現されて、緑色の星として紹介されてきました。

ところが科学的に調べてみるとこの星の出す光は白色の数値を示しているそうです。

なのに、なぜ緑色の星と言われてきたのか、その理由は今もわかっていません。 

 

 

ここまで読んでくださってありがとうございました、なちでした!

ここまでで冬、夏と解説したので、次回は春か秋の更新になります(*⌒▽⌒*)

 前回記事

nachinikki.hatenablog.com


 

参考文献

星座の事典

星座の事典

 

 星座に関して豆知識や各星の詳細、また星座の近くに見える星団などが綺麗な写真付きでたくさん載っています。

星座のくわしい見つけ方等はあまり載っておらず、理系な説明もあるので少し中級者向けな印象ですが、載ってる写真がすっっごく綺麗!!で紙の質もいいので、眺めているだけで楽しい一冊です。あと中身の文章からも星への愛が伝わってきてとても好印象です。

星座の見つけ方や神話はネットで調べればいくらでも出てくるので、星座や星に関する本が欲しいなら最初の一冊としてもとてもおすすめできます。

タロット教科書 (第1巻) (魔女の家books)

タロット教科書 (第1巻) (魔女の家books)

 

 この記事におけるタロットの説明はすべてこの本準拠で書いています。

が、前にも述べたようになちはタロットに関してはど素人なので、参考程度にとどめていただければと思います。興味があったら自分でしらべてみてちょ!(丸投げ)

 

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※星座イラストは水さんからお借りしました。ありがとうございました。